義歯について

金属のバネがない義歯

ノンクラスプの部分床義歯について(自費)

 

従来の部分入れ歯には金属のバネがあり、残っている歯にそのバネをかけることにより、入れ歯を維持します。しかし、この金属のバネが前歯付近にかかると見た目が悪く、すぐに入れ歯を入れていることがわかってしまいます。

 

ノンクラスプ義歯は金属のバネを使用せず、入れ歯のピンク色の部分をそのまま歯に引っ掛けることにより、入れ歯の維持が可能になります。弾力性のある素材を使用していて、薄く仕上がり、お口の中が快適です。

 

※(右写真:上⇒バネ式の入れ歯 下⇒バルプラストの入れ歯)


バルプラスト(スーパーポリアミドの素材)義歯の特徴

  1. 見た目が美しい
    (ほぼ自然歯に見えるので、義歯とは気づかれません。)
  2. 薄くて軽くて丈夫
    (義歯床が薄く、重さも従来の義歯の半分で、しかも丈夫です。)
  3. 発音やそしゃくもスムーズ
    (安定感が大きいので、発音やそしゃくも通常通りです。)
  4. 金属アレルギーにも安心
    (無味・無臭でアレルギー反応もありません。)

欧米を含む世界95カ国以上で認められているバルプラスト義歯は、「入れ歯のエステ」 と呼ばれ、見た目の美しさから多くの方が使用しています。

ノンクラスプ義歯は、バルプラスト義歯(スーパーポリアミド素材)の他に、エステショット義歯(ポリエチレンテレフタート共重合体素材)や、ピタット義歯(ポリカーボネート樹脂素材)もあり、素材によって弾力性などに違いがあるので、患者さんのお口の中(残っている歯や歯肉の状態)を診せていただいて、初めてその患者さんに適用できるかどうか、また、お口の中の状態によって費用も異なりますので、お気軽にご相談ください。